コナリミサト作「凪のお暇」2巻の感想
「凪のお暇」
〝場の空気を読みすぎて、他人にあわせて無理した結果、過呼吸で倒れた大島凪、28歳。仕事もやめて引っ越して、彼氏からも逃げ出したけど…。元手100万、人生リセットコメディ!! “
元カレの慎二が突然訪ねてきて
「お前は絶対変われない」
と、呪詛の言葉を凪にぶつけます。
でも、
凪は もう変わる決意をしています。
空気を読むことに徹していた凪。
空気を読み、気を遣い、どんどん自分を殺す方向に行ってしまい結 果、
過呼吸で倒れてしまうというお人好しにも程がある展開。
でもその割には、あまり周囲からは評価されてませんでした。
一方、元カレのの慎二は、これもまた空気を読むタイプ。
でも、違ってたのは彼は世渡り上手。
空気を読む能力をプラスの方 に使ってたんですね。
そして周りを見下しモラハラ臭のする人間です 。
でもなんか良さそうな人に見えるんでしょうね。
いるいる。そんな人。
両極端な二人ですが、
凪はなぜ慎二と付き合ってたのか最早わかりません。
ひょっとしたら慎二が営業部のエースだから? みんなの人気者だから?自慢できるから?と、 自分の慎二に対する愛情にも打算があったのかと自問自答します。
他にもご近所さんには、独り暮らしで貧乏だけど生活をエンジョイ しているおばあさん、
見た目はツンツンだけど母子家庭でとっても 母親思いの小学生・うららちゃん、
そしておとなしそうだけど大型 クレーン車を操るうららちゃんのお母さん...etc.
人は見た目だけでは判断できない、いろんな人の生活を垣間見ます。
誰とでも仲良くなれるんですよん。ゴンさんは。(ちょっと羨ましい)
凪とも急接近。 これからどうなる!?